2012年5月29日火曜日

東北の「テマヒマ」をみてきました




こんにちは。メンバーのいとうです。

先日、六本木の東京ミッドタウンで行われている「テマヒマ展」を
見に行ってきました。



都心の真ん中の、最先端の建造物に、昔ながらの<東北の食と住>を
見にいく、というのはなんとも不思議な感じです。。。
エントランスの自動ドアがおしゃれすぎて、入口とわからずウロウロ。(汗)  
安藤忠雄氏の建築だそうです。

さて、東北の手仕事といえば、かご屋を営む僕にとって「カゴ」を抜きに
語ることはできません。

日頃おつきあいのあるカゴ職人さん達の製品もたくさん出品されているので、
それらが、第一線のデザイナーたちの手によってどんなふうに表現されているのか?
とても楽しみでした。

展示は期待どおりすばらしかったです。
モノそのものだけでなく、素材や、それを生みだしている人や、その暮らしや風土が
感じられる仕掛けがたくさんあって、じっくり見ていたら、またたく間に時間がすぎていきました。

「手間」や「ひま」からしか生まれない美、同じ作業の正確な繰り返しがつくるリズム、
そして伝統や、自然とのつながり...”合理化”の対極にあるかようなテマヒマ仕事ですが、
そこから生まれるのは、実は、とても理にかなった、持続可能な価値なのだと思うのです。

そこにつよいスポットライトが当たった!と思える印象深い展示でした。
ぜひたくさんの方に見に行っていただきたいなぁと思いました。


いとう

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